セドレツ納骨堂になぜ人骨が約1万人以上有るのか？＆動画

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セドレツ納骨堂はチェコの中心、
プラハに有ります。
約10000体の人骨が
装飾品等に使われているので
世界的に有名ですね。

セドレツ納骨堂は数回改築された経緯が有ります。

●15世紀初頭はゴシック様式の
地上一階地下一階建ての協会でした。

建設後も地下に納骨していましたが、
セドレツ納骨堂に納骨する骨が多く、
墓地の規模縮小の理由から、
同教会の完成後も遺体の掘り起こしが
続けて行われました。

理由は、セドレツ納骨堂の土地は
当時の王（ボヘミア王オタカル2世）が
エルサレムに使節として派遣。

その際にあの有名な「ゴルゴダの丘」
の土を持ち帰りました。
そしてセドレツ納骨堂周辺の土地に撒き、
この土地（墓地）は神聖とされたのです。

更に、ペストやフス戦争等で
沢山の犠牲者が出た事も理由の1つです。

掘り起こされた骸骨は一階の納骨堂に
芸術的に積み重ねられます。
（1511年）

その後、
●イタリア系チェコ人の建築家によって
セドレツ納骨堂の教会地上部分と入り口が
ボヘミア後期バロック様式に改築

●シュバルツェンベルク家が
セドレツ納骨堂の後見になり、
教会を購入。

シュバルツェンベルク家が木掘家に
内装制作を木ではなく、
積み重ねられた人骨で内装改築を依頼する。
（1870年）

現在のセドレツ納骨堂に至ります。

セドレツ納骨堂の他にも、
本物の骸骨を沢山使う装飾の歴史的建物は
いくつか有ります。

サンタ・マリア・デッラ・コンツェツォーネ協会通称
「骸骨寺」と言い4000体以上の人骨が使われています。

チェコ　クトナーホラ　　セドレツ納骨堂


Czech Sedlec Ossuary Chapel 捷克人骨教堂. チェコ共和国セドレツ納骨堂

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